アメリカの大豆生産者を代表するアメリカ大豆輸出協会と、大阪府大阪市北区に本社を置き栄養補助食品などを販売する三基商事株式会社が制定。
日付は大豆の収穫が本格化する11月の初日である11月1日に。持続可能な(サステナブル:sustainable)栽培方法で生産されたアメリカ大豆や大豆製品に付けられる「アメリカ大豆サステナビリティ認証マーク」の日本での普及を目指すとともに、大豆たんぱくの健康価値とサステナブルの重要性をより多くの人に知ってもらうことが目的。記念日は2019年(令和元年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
アメリカは世界最大の大豆生産国であり、その量は1億2000万トンにもなる。そのアメリカ産大豆の半分以上は、丸大豆・大豆粕・大豆油として輸出される。
アメリカの大豆収穫面積は約3000万ヘクタールで、約2280万ヘクタールある日本の本州よりも広い。これにより安定した供給を実現している。また、日本への輸送では南米産のように赤道を超える必要が無いため、大豆に含まれる油分の酸化というリスクも避けることができる。
日本で使用される大豆は年間約350万トンで、その約3分の2がサラダ油、3分の1が食品用である。日本は国内生産量が大豆全体需要の7%しかなく、その多くを輸入に頼っている。普段何気なく食べている味噌汁の「味噌」や「豆腐」、調味料の「醤油」や「納豆」など、日本人の食生活に欠かせない食品大豆の半分以上はアメリカ大豆が使用されている。
食品用として日本に出回っているものは全て高品質な非遺伝子組み換え大豆(Non-GMO)である。古くからアメリカ大豆は日本の食卓を支えている。そんな中で安全で美味しい大豆を安定供給するために厳格な管理や研究が続けられている。
リンク:アメリカ大豆輸出協会、三基商事