神奈川県横浜市西区に本社を置き、国際輸送業などを営むセイノーロジックス株式会社が制定。
日付は同社の創立日であり、会社名にある「logix」、地方を意味する「local」、混載を意味する「lcl」(Less than Container Load:LCL)。それぞれの頭文字であるアルファベットの「l」を数字の「1」に見立てて11月1日としたもの。
地方港から海上混載の輪を広げ、地方の活性化や国際化、国内トラック輸送の削減で地球環境への貢献など、社会的メリットに役立てることが目的。記念日は2019年(平成31年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
混載(こんさい)とは、異なる種類のものを一緒に積むことで、一つのコンテナに複数の荷主の荷物を積み合わせる輸送方法も意味する。
同社では、2004年(平成16年)4月に新潟港発の実験輸送から地方港発の混載サービスをスタートさせ、改良を重ねている。地方港からの輸送は、工場や倉庫に最寄りの港から直接輸出することで、国内輸送費を大幅に削減できる。同社は韓国の港湾都市・釜山経由で、全世界への輸送サービスを展開している。
また、同社は記念日を制定することで、地方港サービスの構築の歴史的な実績を刻み、今後も国内のトラック需要の変化に対応しながら、地方港混載サービスの充実を図るとしている。
リンク:セイノーロジックス