神奈川県横浜市磯子区に事務局を置き、神奈川県産畜産物のブランド化や6次産業化の取り組みなどにより経営体質の強化を進めている一般社団法人・神奈川県畜産会が制定。
これまで神奈川県の畜産が県民の理解のもと生産から販売まで一貫して発展してきたことに感謝するとともに、これからも消費者の期待に応えていく気持ちをアピールするのが目的。
日付は「第1回神奈川県畜産共進会」が開催されたのが1917年(大正6年)11月1日であり、11月は29日の「いい肉の日」など、畜産イベントのベストシーズンとの思いから、その最初の日曜日となる11月第1日曜日を記念日としたもの。
「かながわ畜産の日」(11月第1日曜日)の日付は以下の通り。
記念日は2023年(令和5年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。同年11月第1日曜日の11月5日に開催された「かながわ畜産の日フードフェス2023」にて記念日登録証授与式が行われた。
このフェスは藤沢市の湘南台公園で開催され、神奈川県産牛乳や乳製品、牛焼肉、鶏卵加工品、はちみつ等の販売、模擬搾乳体験や家畜の展示など生産者との交流、神奈川の畜産を紹介するパネル展示等が実施された。同日に「第32回かながわトントンまつり」も開催された。
この記念日の日には上記のように畜産に関する記念イベントが行われ、11月に各地域で開催されるイベントなどを通じて神奈川県畜産のPRを強化することで、県民の神奈川の畜産に対する理解を深め、神奈川の畜産の持続的な発展に繋げる。
畜産物には牛乳や乳製品、豚肉、牛肉、はちみつ、鶏肉・鶏卵、加工品などが含まれる。神奈川県産のブランドとして、「かながわ夢ポーク」や「あつぎ豚」「生粋かながわ牛」「足柄牛」「さがみ牛」「湘南和牛」などがある。
リンク:神奈川県畜産会