リノベーションの日(11月8日 記念日)

東京都渋谷区渋谷に事務局を置き、リノベーションに関わるあらゆる事業者が横断的に集まった団体である一般社団法人リノベーション協議会が制定。

日付は建築の柱を表す「11」と循環を意味する「∞」を数字の「8」と見立てて11月8日としたもの。

リノベーション

リノベーションとは、既存の住宅に改修を加えることで、現代のライフスタイルにあった性能や価値をよみがえらせること。

同協議会は事業者の健全な発展と既存住宅の流通活性化、消費者等の利益保護に寄与する活動を行っており、記念日を通してリノベーションの知識を広め、協議会、会員企業の啓蒙イベント、リリースなどを促進することが目的。記念日は2022年(令和4年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

リノベーション協議会

リノベーション協議会は2009年(平成21年)5月20日に設立された団体で、「かえる。くらし。すまい。」をキャッチコピーとする。リノベーションの品質基準を定め、優良なリノベーション住宅の理解、普及浸透を推進している。また、以下のようなビジョンを掲げる。

リノベーションによる既存ストックの性能や価値の再生・向上によって、住宅を求める生活者が、自分の価値観に合わせて、無理なく、自由な住まい選びができる市場をつくる。その先に結実するストック型社会の到来により、地球環境にやさしく、「真に豊かな」住生活の実現に寄与する。

ストック型社会とは、価値あるものをつくって、長く大切に使う社会のこと。地球にやさしい、持続可能な社会のことである。日常生活に目を巡らしてみれば、クルマや服、家具、雑貨など、ユーズドやリサイクル、リユースが多い。

新品でなくてもいいものはいい。そんな循環型の消費スタイルが定着しつつある。住宅もこれからは循環型がふさわしい。自分なりの価値観で「いいな」と思える家を探して、手を入れながら大切に使い、次世代へ引き継いでいく。それが、ストック型社会の住まい選びである。

リノベーションはリフォームと比べて大規模な建物の改修のことを意味する。既存の建物に大規模な改修工事を行い、用途や機能を変更して性能を向上させたり付加価値を与えることである。

リノベーション住宅のメリットとして、自分の住み方に合わせて、内壁や床、天井の撤去や再構築も含め、自由に内装を設計できること、新築住宅に比べて費用を抑えられること、都心部など人気が集中するエリアでも、中古物件なら残っている可能性が高いことなどが挙げられる。

リンクリノベーション協議会Wikipedia

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カテゴリー「11月の記念日」「今日は何の日

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