群馬県の梅加工業者5社(村岡食品工業株式会社、株式会社コマックス、株式会社梅吉、株式会社大利根漬、赤城フーズ株式会社)から成る群馬の梅を応援する会「うめのわ」が制定。
日付はカリカリ梅が世界で初めて発売された11月(1971年)と、同業の5社が「青梅の産地を守る」という理念のもとに初めて集まった11月(2017年)に加え、カリカリ梅の特徴である「カリカリッ」という歯ごたえを表現する「いい(11)おと(10)」(いい音)と読む語呂合わせから11月10日を記念日としたもの。
完熟梅を干して作る梅干しとは異なり、青梅から干す工程なく作られるカリカリ梅はその食感と青梅ならではの旨味と風味が人気。カリカリ梅をキーワードに全国2位の生産量を誇る群馬県の梅のブランド力を向上させ、産地を守ることが目的。
記念日は2024年(令和6年)1月24日に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
群馬県はカリカリ梅に最適な青梅の主要産地で、カリカリ梅が開発された土地でもある。今もなお国産カリカリ梅の多くが群馬で作られている。
商品としてカリカリ梅を販売しているメーカー・ブランドは、ファミリーマートやセブンプレミアム、なとり、壮関(そうかん)などがある。種抜きで無着色、甘酸っぱいのが特徴である。梅を赤色に着色した商品もある。
関連する記念日として、室町時代に京都・賀茂神社の例祭・葵祭で梅が献上された日に由来して6月6日は「梅の日」、新物の梅干が食べられる頃として7月30日は「梅干の日」となっている。