関門橋の日(11月14日 記念日)

大阪府大阪市北区に本社を置き、西日本地域の高速道路などを管理・運営する西日本高速道路株式会社(通称:NEXCO西日本)が制定。

日付は山口県下関市と福岡県北九州市を結ぶ「関門橋」(かんもんきょう)の開通日である1973年(昭和48年)11月14日から。

関門橋

「関門橋」は1973年の開通以来、本州と九州を繋ぐ道として地域の発展に大きく貢献し続けてきた。周辺地域の人々や利用者、そして観光客にとってもシンボル的な存在になっている「関門橋」が2023年(令和5年)で開通50周年となることから、より親しみを持ってもらうのが目的。

関門橋50周年

記念日は2023年に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。同年11月12日(日)には関門橋の開通50周年を記念してイベントが開催され、平家太鼓の披露やトークイベント、関門橋ライトアップ点灯式、記念グッズの配布などが行われた。

NEXCO西日本

西日本高速道路株式会社(NEXCO西日本)は2005年(平成17年)10月1日に設立した会社。資本金は475億円、従業員数は2799人(2024年5月末時点)となっている。経営理念として「地域社会と歩む 高速道路を目指して」を、ブランドスローガンとして「みち、ひと…未来へ。」を掲げる。

関門橋は、山口県下関市と福岡県北九州市門司区の間の関門海峡を跨ぐ道路橋である。全長1068m・最大支間長712mで、本州と九州を結ぶ陸路の輸送力を拡張するために設けられた。NEXCO西日本が管理している。

関門海峡には関門橋とは別に3本の海底トンネルも設けられており、国道2号の関門トンネルと、鉄道用に山陽本線の関門トンネルおよび山陽新幹線の新関門トンネルがある。

関門橋の開通時点では北九州市の洞海湾(どうかいわん)にかかる若戸大橋(わかとおおはし、全長627m・最大支間長367m)をしのぎ、日本および東洋最長の吊橋であった。若戸大橋と並んで、その建設は瀬戸内海にある明石海峡を横断する明石海峡大橋(あかしかいきょうおおはし、全長3911m・最大支間長1991m)など国内の長大橋(ちょうだいきょう)の先駆けとなった。

関連する記念日として、関門国道トンネルが開通した1958年(昭和33年)3月9日に由来して3月9日は「関門国道トンネル開通記念日」となっている。また、「は(8)し(4)」(橋)と読む語呂合わせから8月4日は「橋の日」となっている。

リンクNEXCO西日本Wikipedia

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カテゴリー「11月の記念日」「今日は何の日

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