競輪発祥の日(11月20日 記念日)

唯一の競輪振興法人として競輪関係業務、競技実施業務を行う公益財団法人JKA(ジェーケーエー)が制定。

日本生まれのスポーツ「競輪」が公営競技として福岡県北九州市の小倉競輪場で初めて開催されたのが1948年(昭和23年)11月20日のこと。

競輪の発祥

公営競技の中で唯一のオリンピック競技でもある「競輪」を、今後もより多くの人に愛してもらうことと、その収益金は「競輪」発祥以来、長きにわたり機械工業の振興や社会福祉に役立っていることを広く知ってもらうのが目的。

日付は「競輪」初開催の日である11月20日から。記念日は2023年(令和5年)10月12日に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

公益財団法人JKA

公益財団法人JKA(Japan Keirin Autorace foundation)は2007年(平成19年)8月23日に設立した団体。職員数は623名(2023年6月26日時点)。主な業務として、競輪とオートレースの選手・審判員や、自転車・小型自動車の登録、競輪とオートレースの実施方法の制定、選手の出場あっせん、養成・訓練などを行う。

その収益は、競技を開催する地方自治体の財政の健全化に役立てられるだけではなく、自転車・小型自動車その他の機械の改良及び輸出の振興、機械工業の合理化並びに体育事業その他の公益の増進を目的とする事業の振興に寄与する形で社会に還元される。

競輪

競輪(けいりん)は、オートレース・競艇・競馬と並ぶ公営競技の一つで、北九州市を発祥の地とする自転車競技。及びその自転車競技の着順を予想するギャンブル。英字表記は「KEIRIN」である。

KEIRINのロゴ

競輪は自転車競技法に基づいて運営されており、主催者は地方自治体である。監督官庁は経済産業省(製造産業局車両室)で、運営統括は公益財団法人JKAが行う。

競輪選手の登録・あっせん、育成については中央団体であるJKAが行い、2014年(平成26年)4月からは審判および番組編成・選手管理・検車の4つの業務もJKAが管掌している。

日本のプロスポーツでは選手数が最も多い競技とされ、2400人程度で構成されている。また、初期には女性選手による「女子競輪」が1964年(昭和39年)まで開催された他、2012年(平成24年)7月1日から女子選手による「ガールズケイリン」が開催されており、200人程度が登録されている。

関連する記念日として、1950年(昭和25年)10月29日にオートレースが公営競技として千葉県船橋市の船橋競馬場のコースの内側で初めて開催されたことに由来して、JKAは10月29日を「オートレース発祥の日」に制定している。

リンクJKAWikipedia

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カテゴリー「11月の記念日」「今日は何の日

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