東京都中央区晴海に本社を置き、仕事の発注と受注をマッチングするクラウドソーシングのサービス「shufti(シュフティ)」など、様々なITサービス事業を運営する「株式会社うるる」が制定。
日付は「いい(11)にゅうさつ(23)」(いい入札)と読む語呂合わせとともに、「勤労感謝の日」に生産性の高い働き方を「入札」で実現できることを啓発する意味も込めて11月23日とした。全国の官公庁や自治体、外郭団体の入札情報を収集し、入札参加する企業に提供するサービス「NJSS(エヌジェス)」が2018年(平成30年)に10周年となることから、「入札」が民間の高い技術やサービスで国民生活に活かせることを多くの人に知ってもらうことが目的。記念日は2018年に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
入札情報速報サービス「NJSS」は、2008年(平成20年)より運営を行い、官公庁・自治体から公示される入札案件を収集し続けてきた。NJSSでは、専門スタッフが定期的に官公庁サイトより入札案件を収集し、サイト上にまとめて情報を掲載している。
これらの情報は様々な条件で検索が行えるため、収集にかかる手間を削減できる。NJSSで取り扱う入札情報は、年間約175万件(同社調べ)、22.1兆円(2017年版 中小企業庁「官公需契約の手引き」)に上る。
同社は、NJSSを通じ、今まで入札に参加していなかった企業が入札に参加するきっかけを作ってきた。入札は、募集されている案件の65%がどの企業でも参加できるものだが、入札できること自体を知らない企業も多い。そこで、「いい入札の日」を制定することで情報発信を強化していく。