いつも見てるよ空からの日(12月3日 記念日)

東京都杉並区高円寺などで気象予報士の受験講座を開く「気象予報士のかてきょ夢☆カフェ」代表の中島俊夫氏が制定。

中島氏は高円寺にある日本で唯一の気象神社の境内に10年以上住み着いていた三毛猫のミケが2017年(平成29年)12月3日に社殿を拝むような姿で亡くなっていたことを知り、ミケが空から見守ってくれているとの思いから命日を記念日としたもの。

「い(1)つ(2)も見(3)てるよ」の語呂合わせでもあり、見守ってくれているミケのためにも高円寺の気象の記念日にとの願いが込められている。記念日は2021年(令和3年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

気象神社

JR中央線・総武線の高円寺駅の南口から歩いて約2分の場所に高円寺氷川神社があり、その中に日本で唯一の気象神社がある。神社の授与品として、気象カード守りや晴守り、てるてる守り、下駄絵馬など少し変わったお守りや絵馬がある。また、新海誠監督の映画『天気の子』に登場したことでも知られる。

気象神社は、1944年(昭和19年)4月、大日本帝国陸軍の陸軍気象部(杉並区馬橋地区)の構内に造営された。軍にとって気象条件は戦略、作戦を講じるのに大事な要素であったため、科学的根拠に基づいた予報がされたが、予報的中を祈願するなど、気象観測員の心のよりどころとされていたという。

その後、戦後の神道指令で撤去されるはずの気象神社だったが、調査漏れにより残存。先々代宮司の山本実氏が受入を決断して、高円寺氷川神社に遷座されることになった。

リンク夢☆カフェ気象神社

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カテゴリー「12月の記念日」「今日は何の日

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