東京都中央区築地に本部を置く東京都蒲鉾水産加工業協同組合が制定。
昔から「冬至の日」(12月22日頃)に「ん」の字が2つ以上ある食べ物を食べると運が向上し、無病息災に効果があると言い伝えられていることから、「ん」が2つある「はんぺん」をもっと食べてもらうことが目的。
日付は言い伝え通りの「冬至の日」。
記念日は2016年(平成28年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。ただし、その後に同協会の記念日登録は終了したようで、2023年(令和5年)12月時点で同協会の認定記念日としては確認できない。
「はんぺんの日」の日付は以下の通り。
「はんぺん」は、関東・東海地方の食材でスケトウダラなどの魚肉のすり身にすりおろしたヤマノイモなどの副原料を混ぜてよく摺り、調味して薄く四角形または半月型にしてゆでた魚肉練り製品である。
原料魚には、スケトウダラのほかに、ヨシキリザメ、アオザメ、オナガザメなどのサメ類やカジキなどが使われることもある。しかし、現在では新鮮なものが入手しにくいなどの問題から、サメなどを原料とするのは極上品とされる。
名前の由来としては、江戸時代の駿河国(現:静岡県中部・東部)の料理人・半平(はんぺい)が創案したところからこの名が付いたとする説や、椀蓋で半月型に整形したことから名が付いたとする説など多くある。
漢字では名前の由来でもある「半平」や「半片」と書くが、「半弁」「鱧餅」などの字が当てられることもある。
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