和光の時計はウエストミンスター宮殿と同じ音

和光の時計は、1954年(昭和29年)の6月10日「時の記念日」から、イギリス・ロンドンのウエストミンスター宮殿と同じチャイムの音が響くようになった。

錘巻上げ式だった時計の動力部分も1966年(昭和41年)には、時代を先駆けるセイコー・クオーツ水晶発振式のムーブメント(機械体)に取り換えられ、その後も技術の向上に合わせ、高精度のムーブメントが導入されている。現在、時計塔のチャイムは、正時になる45秒前からウエストミンスター式チャイムが鳴り、その余韻の後に響く第1打が正時を知らせている。

ウエストミンスター式チャイムとは、小学校の始業時間などに鳴る「きーんこーんかーんこーん♪」という馴染みのある鐘の音である。

2017/8/14

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー「歴史・文化

関連記事