厳島神社や氷川神社のおみくじには貴重な「平」がある

一般的なおみくじは大吉、中吉、小吉、吉、末吉、凶、大凶の7種類である。他にも半吉や末小吉、小凶、半凶などを加えた12種類のおみくじもある。

厳島神社(広島県)や氷川神社(埼玉県)、下鴨神社(京都府)など数少ない神社には貴重な「平(たいら、へい)」がある。平は吉と凶の中間であることが多く、厳島神社では「吉でも凶でもなく波風の立たない穏やかな状態」、氷川神社では「平穏で穏やかな状態なので今の状態が保つのが良い」、下鴨神社では「のぼりでもくだりでもなく普通であること」を意味している。

2017/8/14

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カテゴリー「歴史・文化

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