大事な書類で「シャチハタ不可」の理由

大事な書類の場合、届け印に「シャチハタ不可」となっていることがあるが、その理由は「どれも形が同じだから」ではない。

シャチハタ ネーム9
シヤチハタ
画像元Amazon

シャチハタは浸透印と呼ばれる印鑑で、本体内部にインクが入っているためスタンプ台が必要ない。そんなシャチハタは押した時にインクがにじみ出るように、印の部分が細かい穴の開いたゴムでできている。そのため、押す時に変形する可能性があり、ゴム印と同様に条例で登録印としては不可となっている。

シャチハタについて

一般的に「シャチハタ」と呼ばれるが、正確には「ヤ」が大きい「シヤチハタ」である。さらに、シヤチハタはインク浸透印「Xスタンパー」が正式名称である。愛知県名古屋市に本社を置くシヤチハタ株式会社が製造・販売している印鑑で、他の会社のものはシヤチハタではないが、他社のインク浸透印を含めて「シャチハタ」と呼ばれているが実情である。家庭では宅配便の受け取りなどで活躍してくれる。

2017/10/24

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カテゴリー「生活・科学

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