「あっち向いてホイ」は、じゃんけんから派生した遊びである。
画像元:the0123アート子育て研究所
まず、2人でじゃんけんを行う。その勝敗が決まった直後、「あっち向いてホイ!」の掛け声と共に、負けた方は上下左右のいずれか一方へ顔を向け、勝った方は上下左右のいずれか一方を指差す。顔を向けた方向と指を差した方向が一致すると指を差した方の勝ちとなり、一致しなかった場合じゃんけんからやり直しとなる。
元は祇園のお座敷遊びで、落語家の六代・桂文枝(当時:桂三枝)が毎日放送のバラエティ番組『ヤングおー!おー!』で紹介して花柳界以外で広まったとされている。1972年(昭和47年)頃より萩本欽一が日本テレビの歌手オーディション番組『スター誕生!』の審査決定までの場つなぎコーナーで行い、全国的に有名になった。この時は「こっち向いてホイ!」の掛け声で行われていた。
その後、日本テレビの『NTV紅白歌のベストテン』や朝日放送の『プロポーズ大作戦』など複数のテレビ番組で「あっち向いてホイ」の遊びが放送され、「あっち向いてホイ!」の掛け声と共に定着していった。
2017/10/25
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