「ドライブスルー」の語源・由来

ドライブスルーとは、自動車に乗ったまま商品を受け取ったり、代金の支払いなどができる方式のことである。

ドライブスルー

ドライブスルーの形式は、1930年代にアメリカで生まれ、その後は他の国々にも広まっていった。ドライブスルーは英語で「drive-through」であり、日本語はこれに由来する。海外の看板には「through」を略して「Drive Thru」と書かれている。

「drive」は「(乗り物を)運転する」「(勢いよく)突進する」などの意味があり、「through」は「~を通って」「~を貫いて」の意味がある。そのため、「drive-through」は「運転して通り抜ける」という意味がある。

アメリカと日本のドライブスルー

アメリカでは車社会が発達していることもあり様々な業種のドライブスルーがある。ハンバーガー店をはじめとするファーストフード店での利用が広く知られているが、他にも銀行窓口(ATM)、クリーニング受付や引渡し、調剤薬局での受取、図書館の本の貸出(要予約)や返却、募金を促す寄付のためのドライブスルーなどがある。

日本ではアメリカのように種類は多くないが、ファストフード店のドライブスルーはお馴染みの存在となっている。日本においては1960年代半ばに導入されたのが始まりとされるが、正確な記録が残っていないため、起源ははっきりしていない。

2017/10/26

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