凶暴な生物と言えばサメが挙げられる。時には人を食い殺す危険生物だが、近年発表された世界の危険生物ランキングでは意外と下位の第23位である。
順位 | 生物名 | 年間殺人数 |
---|---|---|
1 | 蚊 | 100万人 |
2 | 人間 | 50万人 |
3 | ヘビ | 50,000人 |
4 | 犬 | 25,000人 |
5 | 巻貝(淡水) | 10,000人 |
5 | ツェツェバエ | 10,000人 |
5 | サシガメ | 10,000人 |
8 | サソリ | 3,520人 |
9 | 回虫 | 2,500人 |
10 | サナダムシ | 2,000人 |
11 | クロコダイル | 1,000人 |
12 | カバ | 500人 |
12 | ゾウ | 500人 |
14 | ライオン | 250人 |
15 | アフリカ水牛 | 200人 |
16 | シカ | 130人 |
17 | ハチ | 53人 |
18 | クラゲ | 40人 |
19 | アリ | 30人 |
20 | ヒョウ | 29人 |
21 | ウマ | 20人 |
22 | オオカミ | 10人 |
23 | サメ | 5人 |
第1位の蚊は色々なウイルスや病原菌を媒介して、犠牲になって亡くなる人の数は世界中で年間100万人にも上る。蚊による主な死因はマラリアとデング熱である。近年日本でも話題になったデング熱はネッタイシマカやヒトスジシマカにより感染する。その他、蚊は黄熱病や日本脳炎など様々な病気の媒介となっている。
日本人は世界中を旅行するようになり、マラリアなどに感染するリスクが高まっている。どうしても感染リスクが高い場所に行く場合には予防内服薬というものもあり、積極的に飲む事が勧められている。
ちなみに、厚生労働省の発表によると日本で最も人の命を奪っている生物はハチである。上の世界のランキング表ではハチは17位で年間殺人数は53人となっている。日本では2015年にスズメバチなどに刺されたことが原因で23人が死亡しており、毎年約20人の命が奪われている。
2018/8/1
カテゴリー「生き物」