サービスエリアの駐車線が斜めの理由

高速道路などのサービスエリアの駐車線は斜めになっているが、これには大切な意味がある。

サービスエリアの駐車線
画像元Wikipedia

そこには2つの大きな理由がある。1番大きいのは、駐車線が真っ直ぐだと、例えば仮眠などを取ってパッと起きた時にどっちが出口か分からない状況になる。実際、逆走する事故が起きていた。駐車線が斜めになっていると自動的に出る方向が決まるため、出口と入口を間違えず、逆走を防ぐ事ができる。

その他の理由としては、駐車線が斜めになっている方が駐車しやすい。駐車する車の数が多いサービスエリアでは出し入れがしやすい方が良い。また、バックでも視認しやすいという利点がある。

これらの理由から駐車線は斜めになっている。駐車線が斜めになったのは1991年からである。他にも道路に描かれた白い矢印表示の拡大などの工夫により、高速道路での逆走事故は約8割も減ったと言われている。

2018/8/10

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カテゴリー「乗り物

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