「すっぴん」「べっぴん」の語源・由来

すっぴんとは、「化粧をしていない状態」「ノーメイク」のことを意味する。主に女性に対して使われる言葉である。

すっぴんの元々の意味については諸説あるが、「素でもべっぴん」という意味であるとする説がある。べっぴんは「美人」「綺麗な人」の意味であり、現在でも、すっぴんには「素顔でも美人」という意味もある。すっぴんとべっぴん、この2つの言葉は対語として出来た言葉である。

べっぴんは元々、京ことばで「別の品物」「特別によい品物」を意味する「別品」に由来する説がある。本来、「別品」は品物だけを指す言葉であったが、優れた人物にも使われるようになり、女性に限らず、男性にも用いられた。その後、べっぴんは女性の容姿のみを指す言葉になっていった。

漢字ではすっぴんは「素嬪」、べっぴんは「別嬪」と書く。「嬪(ひん)」という言葉は、中国語で「皇帝の側室」「宮廷の女官」という意味である。「別品」が美人のことを指すようになり、「高貴な女性」を意味する「嬪」の字が当てられ、「別嬪」と書かれるようになった。

2018/8/20

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