「堂々巡り」(どうどうめぐり)とは、話し合い・議論・思考などが、同じような内容の繰り返しになって中々先へ進まないことを意味する。
また、国会などの議会の採決で、全議員が演壇上にある投票箱へ順々に投票することや、手を繋ぎ丸い輪を作って一ヵ所をぐるぐる回る遊戯のことも意味している。
堂々巡りは、もともと祈願のために神社や寺のお堂の周りを何度も回ることを意味していた。特に、京都の清水寺では本堂の周りを繰り返し回るお百度参りが行われていた。お参りの際に何度も同じ場所を回ることから転じて、話が先に進まないという意味になったと言われている。
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2018/8/29
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