国内製造の「りんごジュース」の場合、国産のりんごを使用していると思いがちだが、その多くは外国産のりんごを使用している。
国内製造のりんごジュースは約80%が外国産のりんごを使用している。世の中にはたくさんのりんごジュースが流通しているが、その多くは中国などで栽培されたりんごを冷凍し、それを輸入している。その後、日本で解凍し、水を加えて販売する。この製造方法だと、りんごは中国産だが「国内製造」と謳うことが出来る。
これは原産地を表記する義務がなかったためだが、2017年に食品表示法の食品表示基準が改正され、加工食品の一番多い原材料について、原産地の表記が義務付けられる事となった。移行期限は2022年3月末までで、今後、原産地が分かるようになる予定である。
2018/12/11
カテゴリー「食べ物」