弁護士バッジの裏にある恥ずかしい刻印

弁護士の必需品であり胸に着けられる「弁護士バッジ」は、正式名称を「弁護士記章」という。

弁護士バッジは弁護士の身分証であり、日本弁護士連合会の会則では、弁護士はその職務を行う場合にバッジを身に着けなければならないとされている。そのバッジは通常のものは金メッキされた純銀製である。そのため、最初は綺麗な金色だが、ベテラン弁護士のバッジは使い込まれ、金メッキが剥げて渋い銀色になる。

弁護士バッジ(左が1年目、右が42年目)
弁護士バッジ(左が1年目、右が42年目)

法曹界ではメッキが剥げた弁護士バッジはベテランの証拠であり、若手の弁護士の中にはわざわざバッジをこすって意図的にメッキを剥がす人もいるという。

弁護士バッジの表には「自由と正義」を表す「ひまわり」と中央に「公正と平等」を表す「天秤」がデザインされている。裏には「日本弁護士連合会員章」の文字と、各弁護士に割り当てられる登録番号が刻印されている。さらに、万が一バッジを一度なくした人だと「再1」、二度だと「再2」のように紛失した回数が刻印される。

弁護士バッジの紛失はこの刻印だけではない。官報という国が出すお知らせに「弁護士記章紛失公告」として紛失した人の登録番号・所属会・氏名が掲載される。これは紛失したバッジの悪用を防ぐ目的があるのだが、バッジの紛失は弁護士にとってかなり恥ずかしいことのようだ。

リンク:一新総合法律事務所Wikipedia

2019/1/7

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カテゴリー「歴史・文化

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