現在のアフリカ大陸の国々の国旗には緑・黄・赤が使われたものが多く、その国の数は約20ヵ国に上る。この三色にはアフリカの植民地の歴史と深い関係がある。
カメルーン
コンゴ共和国
ベナン
ガーナ
ギニア
マリ共和国
セネガル
これらの国旗はエチオピアの国旗がもとになっている。エチオピアという国はアフリカの中の最古の独立国で、他の国がヨーロッパ諸国の植民地支配を受ける中で、エチオピアは侵攻してきたイタリア軍を退け、独立を守り切った。そのことからエチオピアは「アフリカの星」として尊敬を集め、エチオピアの国のようになりたいという憧れから、エチオピアの国旗を真似て、緑・黄・赤の三色が使われた。
エチオピアの緑・黄・赤の三色旗には意味があり、緑は豊かな自然・肥沃な大地を、黄は平和、民族・宗教の調和、富・繁栄を、赤は独立闘争など国土の防衛のために流された血を象徴する。一旦植民地化され、そして独立するアフリカの国々が、残念ながら戦争などで血も流れる中で、あのエチオピアのような国になりたいと国旗を真似て三色旗を採用した。
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2019/1/13
カテゴリー「歴史・文化」