七味唐辛子の中身には決まりがない

七味唐辛子は、唐辛子を主とした薬味や香辛料を調合した日本の調味料である。その名の通り、七種類が調合されているという意味だが、中身に明確な決まりはない。

七味唐辛子

七味唐辛子は、主原料の唐辛子に各種の副原料を加えることで、風味をつけるとともに辛味をほどよく抑えている。調合に用いる副原料は生産者によって異なるが、以下がよく使用される。

  • 山椒(さんしょう)
  • 陳皮(ちんぴ、ミカンの皮)
  • 芥子(けし、ケシの実)
  • 麻の実(おのみ、あさのみ)
  • 紫蘇(しそ)
  • 胡麻(ごま)
  • 青海苔(あおのり)
  • 生姜(しょうが)

年間売り上げ300万本以上の「ハウス食品」の七味唐辛子は七種類で以下の通り。

  • 唐辛子
  • 山椒
  • 陳皮
  • 芥子
  • 胡麻
  • 青海苔
  • 生姜

また、東京・浅草寺の門前にあり、七味唐辛子の発祥の店とされる「やげん堀」の七味は以下の通り。ハウス食品のものと下の二種類が異なる。味だけでなく、漢方からヒントを得たという薬効・効能も考えられた七味唐辛子である。

  • 唐辛子
  • 山椒
  • 陳皮
  • 芥子
  • 黒胡麻
  • 麻の実
  • 焼唐辛子

さらに、絶大な人気で異例の商品化がされた「吉野家」の七味は以下の通り。吉野家の場合は七種類ではなく四種類しか入っていない。これは牛丼に合うように作られたオリジナルブレンドである。

  • 唐辛子
  • 陳皮
  • 胡麻
  • 青さ

このように入っている中身の種類はメーカーや店によって異なる。数種類の香辛料を混ぜたものを「七味唐辛子」と呼んでいるだけで、香辛料の種類に厳密な決まりはない。

リンク:Wikipediaやげん堀

2019/1/14

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カテゴリー「食べ物

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