「チゲ鍋」の語源・由来

「チゲ」は、キムチや肉、魚介類、豆腐などを出汁で煮込んだ朝鮮半島の鍋料理の一つで、唐辛子やコチュジャンを用いたピリ辛なものがよく知られている。

チゲ

日本では朝鮮半島風の鍋料理を「チゲ鍋」と表現することがあるが、朝鮮語の「チゲ」は鍋料理全般を指す言葉であり、「鍋料理」の意味がすでに含まれている。そのため、言葉としては重複しており、直訳すると「鍋鍋」という意味になってしまう。

「チゲ鍋」は日本で生まれた言葉であり、すでに日本ではこの呼び方が定着しているが、本場・韓国などで使う時には注意したい言葉である。表現としてはチゲの代表格である「キムチチゲ」のほうが正しく、日本語では「キムチ鍋」という意味になる。

その他、キムチとツナ缶のチゲ「チャムチチゲ」、朝鮮味噌(テンジャン)で味をつけた辛くないチゲ「テンジャンチゲ」、豆腐のチゲ「トゥブチゲ」、汲み出し豆腐(スンドゥブ)のチゲ「スンドゥブチゲ」、スケトウダラのチゲ「トンテチゲ」などがある。

「チゲ」は多くの場合、一人用の小さな土鍋で、調理された状態で出てくるものを指す。日本の鍋料理のように数人で大きな鍋を囲み、材料を煮ながら食べるものは「チョンゴル」という。また、唐辛子などから作られる辛い味噌「コチュジャン」の「コチュ」は唐辛子の意味で、「ジャン」は大豆を発酵させて作る調味料の総称である。日本ではこれを味噌の一種とみなして「唐辛子味噌」とも呼ばれる。

リンクWikipediaコトバンク

2019/5/2

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