「空耳」という言葉があるが「空目」もある

実際には声や音がしないのに、聞こえたような気がすること、という意味の「空耳」という言葉があるが、同様に「空目」という言葉もある。

国語辞典

「空目」は広辞苑にも掲載されている言葉で、以下のような意味である。

  • 見えないのに見えたように思うこと。また、見あやまること。
  • 見て見ないふりをすること。
  • 黒目を上にあげて見ること。うわめ。
  • どこを見るともない、うつろな目つき。

インターネットでのある調査によると57.3%(412人の内236人)の人が「空目をしたことがある」(見間違いをしたことがある)と回答している。一方で、「空目という表現を使ったことがあるか」との質問に対して93.2%(236人の内220人)の人が「ない」と回答している。

「空目」は多くの人が経験しているが、言葉としては「空耳」のように一般には普及していないようである。

ちなみに「空耳」といえば、深夜のテレビ番組『タモリ倶楽部』のコーナー「空耳アワー」が有名で、特に外国語の歌詞・言葉があたかも日本語のように別の言葉に聞こえる「空耳」を紹介している。「空耳アワー」のコーナーは1992年(平成4年)に始まり、2017年(平成29年)に開始25周年を迎えた。

リンクWikipedia

2019/6/2

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー「歴史・文化

関連記事