印刷した写真が食べられる「フードプリンタ」

専用の可食シートに可食インクを使って写真を印刷することで、食べられる写真を作れる「フードプリンタ」という商品がある。

それは「フードプリンタ TPW-105ED(シート専用タイプ)」で、大阪府箕面市に本社を置き、印刷技術の開発などを行う株式会社SO-KENの商品である。見た目は普通のプリンタのようにも見える。

フードプリンタ TPW-105ED

写真のデータをパソコンからプリンタに転送して専用の可食シートに印刷する。印刷した写真をベース用紙から剥がし、ケーキの上に飾り付けをしてオリジナルのデコレーションケーキを作ることができる。

フードプリンタによるデコレーションケーキ

このプリンタで使用するシートはデンプンで出来ていて、4色のインクも食用のため、安心して食べることができる。フードプリンタ本体の価格は43,200円(税込)で、インクのランニングコストはA4サイズ1枚約127円となっている。このプリンタを使うと自宅で素敵なオリジナルケーキが作れると女性に人気があるという。

また、プリントクッキーやプリントマカロン、プリントせんべい、プリントマシュマロなどが作れる「フードプリンタ TPW-105EDF(ダイレクトプリントタイプ)」という商品もある。こちらは価格が216,000円(税込)となっている。

「フードプリンタ」に関連した情報で、近年「3Dフードプリンタ」の技術も注目されている。これにはNASAも注目しており、3Dプリンタで立体的な食べ物を自由に作ることができれば、宇宙空間という限られた場所や人、食材で様々な食品を生み出せる可能性がある。これは宇宙空間に限らず、地球上の被災地などでの利用も考えられる。

リンクフードプリンタSO-KEN

2019/6/16

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カテゴリー「食べ物

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