世界中のVIPに愛されるフランス料理は、フランスで発祥した食文化の総称で、現代では世界三大料理の一つに数えられている。
もともとフランスの料理の水準は非常に低かった。唯一、食の先進国だったのがイタリアで、イタリアのメディチ家のカトリーヌ・ド・メディシスが、1533年にフランスのアンリ2世に嫁いだ。すると、それまでイタリアで食べていたちゃんとした料理に比べてとんでもないものが出てきた。
これではいけないと、イタリアから料理人を連れて行き、イタリアの料理が次から次へとフランスに伝わった。そして、フランスの王家の中で、今のフランス料理に繋がる料理が発展していった。
ところが、1789年にフランス革命が勃発すると、王様や貴族が宮廷から追い出されてしまった。そこで料理を作っていた技術を持った料理人たちも職を失った。その失業した宮廷の料理人が街に出て料理屋を始めた。それがフランス料理の発展に大きく繋がった。
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2019/6/24
カテゴリー「食べ物」