一般的な使い分けとして、「中国料理」は本場・中国での作り方を日本で変えずにそのまま提供する料理を指す。
一方、「中華料理」はラーメンや炒飯、焼き餃子などのように日本人が色々と改良して、日本食に近い形にまで中身を変えて提供する料理を指す。
ちなみに、日本における「四大中国料理」としては、味が濃く塩辛い北方系の「北京料理」、香辛料を使った辛い料理が多い西方系の「四川料理」、薄い味で材料の味を生かす南方系の「広東料理」、甘味が強い東方系の「上海料理」が挙げられる。
それぞれの料理の例として、北京料理には北京ダック・ジャージャー麺・水餃子、四川料理には麻婆豆腐・エビチリ・担担麺、広東料理には焼売・ふかひれスープ・チャーシュー、上海料理には八宝菜・小籠包・ワンタンなどがある。
また、欧米などの諸国でもチャイナタウンを中心に、味付けや調理方法に独自の変更が加えられた中華料理は人気があるが、欧米の中国系住民は広東省からの移住者(華僑・華人)が多かったという背景もあって広東料理が多い。
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2019/7/9
カテゴリー「食べ物」