竹の花は約120年に1度だけ咲く

2019年の春に日本各地で竹の花が咲いたというニュースが報じられた。多くの植物は年に1回花を咲かせるが、マダケの場合、花が咲くのは約120年に1度とされる。

竹はイネ科の植物である。竹は開花までの周期が長く、マダケ(真竹)やハチク(淡竹)は約120年周期であると推定されている。しかし、まだ周期が分かっていない種類も多く、約60年周期の開花例も確認されており、一般的には約60年または約120年の周期と考えられている。

竹の花

上の画像はモウソウチク(孟宗竹)の花である。一見どれが花か分からないが根本の赤みがかっているのが竹の花で、先端にぶら下がっているのは雄しべである。竹の花はとても珍しいが、かなり地味に見える。開花すると種子を実らせるのが一般的だが、ほとんど種子が実らないものもある。

そんな竹の花を咲かせた後に驚きの現象が起こる。竹の花が咲き終わるとその竹林がまるごと枯れてしまう。竹は地下茎と呼ばれ、地上で見えている竹は茎が地下で繋がっている。花が咲き終わると地下茎ごと枯れてしまい、竹林がまるごとなくなってしまう。

一斉に開花し、一斉に枯れるため、その現象がまさに病的に見えることから「開花病」「十年枯病」などと呼ばれ、昔から恐れられてきた。また、竹の開花は「不吉の前兆」という言い伝えも各地に残っている。現在では、珍しい竹の開花はSNSなどに投稿され、奇跡的な出来事として全国で話題となっている。

リンク農林水産省Wikipedia

2019/7/4

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カテゴリー「生き物

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