格を表す「松・竹・梅」ができた理由

寿司屋やうなぎ屋などでは松・竹・梅(しょう・ちく・ばい)のランクが見られる。一般的には松が特上、竹が上、梅が並の意味を表す。

しかし、もともと松・竹・梅に格の違いはなかった。「歳寒三友」(さいかんのさんゆう)という言葉があり、これは冬の松・竹・梅が描かれた画題である。松は冬でも枯れない、竹は冬でもすくすくと伸びる、梅は冬でも花を咲かせる。

『歳寒三友図』
『歳寒三友図』

これはもともとは中国の思想家たちの中で、清らかに生きる姿を表す象徴であり、文人の理想を表現したものであった。この言葉は平安時代に日本に伝わり、江戸時代以降に民間でも流行した。

もともとお寿司は特上・上・並で分類されていた。日本人の習性として頼む時に「並」は言いづらく、松・竹・梅だと「梅」と言いやすい。そのような気遣いがもととなり、松・竹・梅を使う寿司屋などの店が多く出てきて、それがいつの間にか今のように広がり、格を表す言葉となった。また、日本では慶事・吉祥のシンボルとしても使用されている。

リンクWikipedia

2019/7/11

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カテゴリー「歴史・文化

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