「うがい」の語源・由来

「うがい」とは、口の中をきれいにするために、水などを口に含んですすいで吐き出すことである。うがいは風邪の予防に有効とされている。

「うがい」という言葉は、鵜飼(うかい)の鵜(う)が魚を吐き出す様子に由来する。

鵜飼

夏の風物詩と言われる鵜飼は、のどを紐で縛った鵜を放ち、水中にいる鮎(あゆ)などの川魚を獲る伝統的な漁法である。岐阜県の長良川鵜飼が長い歴史とともに有名である。鵜が魚を飲み込まず、吐き出す様子に似ていることから、「うがい」という名前が付いたとされる。

「うがい」は漢字では「嗽」と書く。室町時代の1444年(文安元年)に成立した国語辞典『下学集』(かがくしゅう)には、「鵜飼(うがひ)嗽(くちすすく)也」と記載されている。また、うがいは日本では平安時代から行われてきたとされている。

リンクWikipedia

2019/11/8

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