甘いリンゴはお尻の黄色で見分ける

リンゴといえば「赤色」というイメージがあるが、甘くて美味しいリンゴは赤色ではなく「黄色」で見分けることができる。

赤色のリンゴ

例えば、赤色のリンゴには「ふじ」や「紅玉」「世界一」「ジョナゴールド」などの品種がある。なお、「ふじ」は袋掛けをせず日光に当てて栽培したものは「サンふじ」の名前で出荷される。これらのリンゴには全体が赤色のものと、リンゴの下側(お尻側)が黄色のものがある。

リンゴは未熟な状態では「緑色」をしている。そして、赤色のリンゴは熟している証拠のようにも思えるが、実はリンゴは熟すと「黄色」になる。では、なぜリンゴは赤色になるのか。

それはリンゴは日光が当たることで、「アントシアニン」という赤い色素が増えるためである。まだ熟してない緑色のリンゴも熟している黄色のリンゴも赤色になるため、全体が赤色のリンゴは熟しているか見た目には分からない。

日光の当たりにくいリンゴのお尻側が、緑色ではなく、黄色またはオレンジ色の場合は、そのリンゴが熟している証拠である。「サンふじ」の場合は甘くて、蜜が入っている場合が多い。

その他、リンゴのお尻の形は尖っているものより、丸みがあるもの。全体にツヤがあるもの。ツルが太いもの。ずっしり重いもの。このような特徴があるリンゴは、甘くて美味しい傾向にある。

リンク味の農園工藤農園

2020/1/30

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カテゴリー「食べ物

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