「食い倒れ」の意味・由来

大阪はたこ焼きやお好み焼き、串カツなど安くて美味しいものが多いことから「食い倒れ(くいだおれ)の街」として知られる。

また、「京の着倒れ、大阪の食い倒れ」という言葉もあり、これは「京都では着物に、大阪では食事にお金を使い過ぎて財産をなくしてしまうこと」を意味する。このような使われ方がされる「食い倒れ」という言葉は「杭倒れ」に由来する説がある。

道頓堀太左衛門橋雨中(浪速百景)
道頓堀太左衛門橋雨中(浪速百景)

古くから「水の都」として栄えてきた大阪には、川や土地を掘って作られた水路が多くあった。そして、町の至る場所に橋が架けられたが、その橋のほとんどは日常生活に必要なものであり、町人たちが自腹で建設していた。

そのため、橋の建設や修繕にかかる費用が経済的に大きな負担となり、橋を支える「杭」を立てるだけで破産する人もいたことから「杭倒れ」と言われた。それが後に食文化の「食い倒れ」という言葉に変化した。

現在でも大阪には、道頓堀川に架かる戎橋(えびすばし)や日本橋(にっぽんばし)、太左衛門橋(たざえもんばし)、道頓堀橋のほか、淀屋橋、難波橋、東堀橋、水晶橋、天神橋、大江橋など多くの橋があり、昔から橋を大切にしてきた文化がある。また、日本橋や淀屋橋、天神橋、心斎橋など地名や町名、駅名になっている橋も多い。

リンクコトバンクWikipedia

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2020/4/18

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