「びっくりドンキー」の外観は全て違う

「びっくりドンキー」は、1968年(昭和43年)12月に創業したハンバーグレストランで、今や全国に330もの店舗を展開する。

同年に岩手県盛岡市にハンバーガーとサラダの店「べる」として開業した。13坪という小さな店から始まり、数々の試みを繰り返しながら、その後「びっくりドンキー」の名前で全国に広まっていった。

びっくりドンキー

そんな「びっくりドンキー」はチェーン店なのに、「同じ外観が一つとしてない」という特徴がある。通常、チェーン店ではお客さんに覚えてもらうため、同じような外観で展開するのが一般的である。しかし、「びっくりドンキー」では全国330店舗、330通りの外観がある。

その理由は、店名にもなっているように「お客さんにびっくりしてほしい」からである。千葉県にある茂原店の店舗の上にはプロペラ機が着陸している。同県の成田店は巨大な樹木に囲まれている。

びっくりドンキー 茂原店

お客さんをびっくりさせるような外観にするために、多くの新店舗は建物を一から建てるのではなく、あえて前の店の内装や厨房設備などが残ったままの居抜き物件を選び、費用を節約して余ったお金は外装費につぎ込んでいる。

ちなみに、「びっくりドンキー」の人気メニューランキングの1位はもちろん「ハンバーグ」だが、2位はなんと「みそ汁」である。洋食のハンバーグにみそ汁の組み合わせも意外だが、多くのお客さんがハンバーグと共にみそ汁を注文する。

それはハンバーグは洋食だが、「びっくりドンキー」のハンバーグはソースが醤油ベースの和風の味付けになっており、同じ和風のみそ汁が合うというわけである。

そのみそ汁にはこだわりが詰まっていて、白みそをベースに選び抜かれた数種類のみそをブレンドしている。具は季節ごとに選ばれた数種類の食材から、毎週3種類を選び、週ごとに具材の組み合わせを変更し、お客さんを飽きさせない。さらに、提供する際にみその風味を守るために1時間45分おきに作り替えている。

リンクびっくりドンキーWikipedia食べログ

2020/5/3

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カテゴリー「食べ物

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