イヤホン誕生のきっかけは10円玉

イヤホンは日本で初めて開発された商品である。その当時、イヤホンの開発者がテレビである映像を見たことがきっかけとなり、イヤホンが誕生した。

イヤホン

イヤホンはヘッドホンの一種で耳の穴に装着して使用する。正式名称は「インナーイヤー型ステレオヘッドホン」であり、これを略して「イヤホン」と呼ばれる。

イヤホンの誕生と密接な関係があるのが、1979年(昭和54年)に発売されたソニーのウォークマン(Walkman)である。ウォークマンの発売当時はイヤホンではなくヘッドホンだった。このヘッドホンからイヤホンに進化するきっかけとなったのは、東京タワー建設の映像だった。

東京タワーが完成したのは1958年(昭和33年)のことだが、イヤホンの開発者が当時の東京タワー建設時の映像を見た時、そこには高所で働くとび職人の姿があった。そして、とび職人は強風から鼓膜を守るために耳に10円玉を入れていたという情報があり、10円玉が人の耳に入ることを知り、10円玉サイズのヘッドホンを作ることを思い付いた。

この出来事をきっかけとして、10円玉サイズのイヤホンの原型が開発された。しかし、実際には10円玉のサイズだと耳に入らない人が多いと分かり、その後に改良を重ね、1982年(昭和57年)に現在のような耳に入れる形のイヤホンが誕生した。

リンクWikipedia

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2020/10/6

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カテゴリー「生活・科学

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