ロッテのチョコレート菓子「ビックリマン」は、1977年(昭和52年)に発売された大ヒット商品である。全盛期には年間約4億個を売り上げたという。
ビックリマンにはおまけでシールが付いてきたが、そのシール集めに男の子を中心に日本中の子ども達が夢中になった。そんなビックリマンチョコには女の子向けの商品もあり、それが1992年(平成4年)に発売された「ビックリコ」である。
画像元:ゼウスの森
発売当時のキャッチコピーは「女の子にはビックリコ」。商品パッケージは女の子向けのデザインとなっており、中に入っているシールも可愛いものだった。
また、シールの種類はビックリマンが天使・悪魔・お守りの3種だったのに対して、ビックリコは女神・魔女・妖精の3種だった。その他、シールを剥がすと、おまじない(呪文)を見ることが出来るなどの特徴があった。
「ビックリコ・魔女の鏡」(1992年)と「ビックリコ・パステルミステリー」(1993年)シリーズが発売されたが、当時の女の子の人気をあまり得られず、わずか1年半で販売は終了してしまった。
そんなビックリコの中古のシールは現在では希少価値もあり、ビックリマンのシールと同様に、人気があるものや状態が良いものは高値で取引されている。
リンク:Wikipedia
2020/12/18
カテゴリー「歴史・文化」