最近ではコロナ禍のテイクアウト需要もあり、全国的に「唐揚げ専門店」が大幅に増加した。その出店場所にはある特徴がある。
近年では「からあげの聖地」とも言われる大分県中津市から始まったイベント「からあげフェスティバル」略して「からフェス」が実施されるなど、唐揚げの人気は全国に広がり、唐揚げ専門店も数多く見られるようになった。
駅前や商店街などに出店する店も見られるが、もう一つ多い出店の場所が「スーパーの近隣」である。これにはいくつかのメリットがある。
都会なら人通りの多い駅前に店を構えることができればよいが、駅前はどうしても家賃が高い。そんな中で家賃が安く、効率的に集客を狙えるのが住宅街にあるスーパーの近くである。
地元の人が夕飯の買い物などでよく利用するスーパーの近くに店を出すことで、広告や宣伝のためのチラシを配っていなくても、自然と買い物をする人の目について店のことを知ってもらえる。
そして、スーパーでの買い物のついでに、おかずとして唐揚げを買ってもらえるというわけである。このようにスーパーの近くに店を出すことで、出店や広告にかかる費用を抑えながらも、多くのお客さんを獲得できる。
また、多くの人が利用するドラッグストアの近くに出店する店も見られる。これもスーパーの近くと同様の効果が得られる。
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2021/4/14
カテゴリー「食べ物」