風邪予防には鼻歌が効果的

風邪の予防には手洗いやうがい、マスクの着用などが挙げられる。そんな中で鼻歌を歌うことが風邪予防になるという情報がある。

鼻歌を歌う人

鼻歌を歌うと自然と鼻呼吸になるため、鼻毛がウィルスをガードしてくれて、体内にウィルスが入ることを防いでくれる。口呼吸ばかりだと鼻フィルターが働かずに、空気中のウィルスが体内に侵入しやすくなる。

鼻呼吸になる鼻歌は風邪予防に効果的というわけである。また、鼻歌は鼻の粘液を増やす効果も期待できる。これによりウィルスの侵入を防ぐことができる。

鼻歌による振動により鼻の粘膜の一酸化窒素が増えることが分かっている。一酸化窒素の増加により、血管と気道が拡張される。血流が増加すると体液の循環が促され、粘液の分泌量も増加する。軽く汗ばむ程度の運動も、粘液の分泌増加につながる。

また、粘液の分泌は自律神経がコントロールしており、鼻歌を歌い、リラックスすると副交感神経が優位になり、粘液の分泌が促進される。

このように風邪を引きやすい人や口呼吸になっている人は鼻歌を歌って、鼻呼吸を意識すると風邪予防につながる。また、鼻呼吸を維持できるくらいの軽い運動も風邪予防に効果的である。

リンク婦人公論.jp

2024/9/26

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カテゴリー「生活・科学

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