医者が病院の廊下の真ん中を歩く理由

テレビドラマなどで医師が廊下のど真ん中を歩くシーンをよく見かける。実際の病院でも医師や看護師は意識して廊下の真ん中を歩いてる。

白衣を着た医師

廊下の真ん中を歩くのは偉そうにしているからではない。ある目的があるためである。それは廊下の両脇にある手すりを患者に使ってもらうためである。

病院には歩くのに手すりが必要な患者が多い。そのため、医師や看護師などのスタッフは手すり付近を避け、廊下の真ん中を歩くようにしている。これを「医者は偉そうだ」と揶揄する人がいるのも事実ではあるが、事実無根である。

ちなみに、診察の時に患者は背もたれのない丸い椅子に座らされるが、これは前からだけでなく背中や脇なども診察しやすいためである。医師だけが背もたれのある椅子に座っているのは、決して偉そうにしているからではない。

リンク福島県立医科大学

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2024/10/5

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カテゴリー「生活・科学

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