学校の新学期に準備するものの中で欠かせないのが上履きである。そんな上履きに運動靴が採用されるケースが増えている。
シューズメーカーのアキレスでは2013年にある理由から上履きとして使える運動靴を開発した。それは2011年3月11日に発生した東日本大震災の時に「上履きのまま、とにかく高いところへ走って逃げたら助かった」という子ども達の声があったからである。
この運動靴は災害時に避難しやすくするため、屋外でも走りやすく脱げにくい上履きとして開発された。子ども達の声をもとにして作られた内履き・外履き兼用シューズである。
足への負担が少ない軽量設計で、滑りにくいアウトソールは屈曲性もよく、スムーズな歩行が可能となっている。東日本大震災の影響もあり、このような運動靴を上履きに採用する学校が各地に増加している。
リンク:アキレス
2024/10/10
カテゴリー「生活・科学」