山手線の駒込駅と田端駅の間には、2005年(平成17年)以降、山手線に唯一残された踏切「第二中里踏切」がある。
この踏切は、駒込駅から東へ約400メートルの場所に位置し、幅4.8メートル、長さ約14メートルの、形態としてはごくありふれた踏切である。北区の区道が通っており、踏切内の北側を山手線が、南側を山手貨物線(湘南新宿ラインや貨物列車などが走行)が通る。
東京の大動脈である山手線の踏切として、ピーク時の1時間あたりの遮断時間は40分を超え、「開かずの踏切」として知られる。踏切では山手線などの車両を間近で見ることができる。
踏切の周辺は住宅地で、保育園・中学校・病院などがあり、通行人は2005年時点で一日あたり約500人を数える。山手線最後の踏切として鉄道ファンには有名であり、撮影に訪れる人もよく見られる。
山手線にはもともと他の踏切もあったが、混雑しないように対策が取られ、道路の立体交差化などでほとんどの踏切が廃止となった。ちなみに「第一中里踏切」は駒込駅から東へ約100メートル、第二中里踏切の西側の位置にあったが、踏切はなくなって丁字路になっている。
2005年(平成17年)1月に目白駅~池袋駅間の「長崎道踏切」が廃止されて以降、第二中里踏切は山手線に唯一残された踏切となった。
その第二中里踏切も廃止に向けた動きが進められている。第二中里踏切の東側に線路をまたぐ陸橋が作られており、その陸橋は2029年度に完成の予定であり、陸橋が完成した後に第二中里踏切は廃止される予定となっている。
2025/11/30
カテゴリー「乗り物」