初荷(1月2日 年中行事)

「初荷」(はつに)とは、商家の仕事始めに荷物が出荷されることを意味する。

問屋や商店が、商い初めの商品を美しく飾って売り先へ送り出した。江戸時代から始まり、車にはのぼり旗を立て、かつては馬を使用していたため、馬を美しい鞍や綱で飾り立てて荷を運んだ。

明治時代の初荷の様子
明治時代の初荷の様子

元々は、「初売り」と同じく1月2日に行われていたが、現在では官公庁や多くの企業で業務が開始される1月4日に初出荷が行われることが多い。昔は「初荷」と書かれたのぼりや旗をつけたトラックが走っていたが、高速道路などでの安全性の点から、現在ではほとんどなくなっている。

リンクWikipediaコトバンク

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カテゴリー「1月の記念日」「今日は何の日

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