月ロケットの日(1月2日 記念日)

1959年(昭和34年)のこの日、ソ連が世界初の月ロケット・ルーニク(ルナ)1号の打ち上げに成功した。

ルナ1号(複製)
ルナ1号(複製)

月から6500kmの所を通過して月面を観測した後、太陽の周囲を回る軌道に入り、地球と火星の間を公転する最初の「人工惑星」となった。

ソ連は1957年(昭和32年)のスプートニク1号打ち上げ以来、宇宙開発を積極的に進めていた。宇宙開発競争の一環として、月を目標にし、1958年(昭和33年)以降は月に探査機を着陸・衝突させることを目的とした「ルナ計画」を行っていた。

ルナ1号と同年の1959年9月12日に打ち上げられたルナ2号は月に命中し、世界で初めて月面に到達した人工物となった。同年10月4日に打ち上げられたルナ3号は世界で初めて月の裏側の撮影に成功、ルナ9号は1966年(昭和41年)2月3日に世界で初めて月面軟着陸に成功した。

スプートニク1号の打ち上げに成功した1957年10月4日に由来して、10月4日は「宇宙開発記念日」、10月4日~10日は「世界宇宙週間」となっている。

リンクWikipedia

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カテゴリー「1月の記念日」「今日は何の日

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