東京都中央区日本橋箱崎町に本社を置き、果物の生産・加工・販売などを手がける株式会社ドールが制定。
日付は「もったいないフルーツ」を1つでも多く救出する。1本も残さない。1個も無駄にしないとの思いから毎月1日を記念日に。
おいしく食べられるのに、様々な理由で捨てられてしまう「もったいないフルーツ」。同社では厳格な規格に沿わなかったり、熟しすぎたり、傷ついてしまったフルーツを救出するプロジェクトを展開しており、その活動を広めるのが目的。
記念日は2024年(令和6年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
同社は1965年(昭和40年)にアメリカのドール・フード・カンパニー(Dole Food Company, Inc.)の日本支社として創業した会社。そして、1982年(昭和57年)12月28日に日本法人として株式会社ドール(Dole Japan, Inc.)が設立した。
その後、2013年(平成25年)4月1日の事業売却により伊藤忠商事に売却された。皆様の健康と美容をよりいっそう増進するために、高品質な青果物と、その加工食品をお届けすることを経営理念に掲げる。
ドールは「もったいない」をあきらめたくない。そして、「おいしく食べる」こともあきらめたくない。フルーツをつくる人・届ける人・食べる人、みんなが幸せになる方法があると信じている。
おいしく食べられるのに仕方なく捨てられているバナナがある。厳しい条件に合わなかったものなど、まだまだおいしく食べられるのに捨てられているバナナを救い出したい。
そこでドールはそんなバナナを「もったいないバナナ」と名付けて、救出するプロジェクトを始めた。このプロジェクトの取り組みは「もったいないバナナ」をドリンクやフードに利用してもらったり、食べ物に困っている人や施設に届けたり、動物園へ提供し動物のエサとして利用してもらったり、研究所や発電所でバイオマスエネルギーとして利用してもらったり、色々な形で「もったいないバナナ」を捨てずに利用してもらう。
栄養がある健康的な食材を太陽の光のように平等に届けたい。売り手・買い手・世間の三方に利益と幸せをもたらしたい。SDGs実現に向けての使命を背負うドールだからこそのプロジェクトである。
ドールの「もったいないフルーツ」を使った商品として「ファミマル のむヨーグルトバナナ」や「もったいないバナナジャム」「東京ばな奈シェイク」「至福のマンゴー」などがある。商品ラベルには「もったいないバナナ使用」などの表示がされている。あなたのおいしいが誰かの笑顔になるかもしれない。1本のおいしいが世界を救う。
関連する記念日として、同社が制定した記念日を含めて以下のような記念日がある。
リンク:ドール