国連により制定された国際週間の一つ。英語表記は「World Space Week:WSW」。
1957年(昭和32年)10月4日に、ソビエト連邦により世界初の人工衛星「スプートニク1号」を打ち上げられた。また、その10年後の1967年(昭和42年)10月10日に「宇宙法」が施行された。
これらにちなんで、1999年(平成11年)に国連総会で10月4日~10日の一週間が「世界宇宙週間」と定められた。人々の宇宙への関心を高めることで、宇宙空間の探査と平和的利用についての国際協力を促進することが目的。
この期間を中心に、世界中で宇宙科学技術が人類の発展に貢献したことを祝い、次世代に伝え、宇宙への関心を喚起するイベントが開催される。日本では株式会社ASTRAX(アストラックス)などが世界宇宙週間事務局の公式スポンサーとなり、国際宇宙会議の参加ツアーなどのイベントを主催している。
関連する記念日として、スプートニク1号の打ち上げに成功した日に由来して10月4日は「宇宙開発記念日」、1959年(昭和34年)1月2日にソ連が世界初の月ロケット「ルナ1号」の打ち上げに成功したことに由来して1月2日は「月ロケットの日」となっている。