東京都中央区新川に事務局を置き、味噌(みそ)に関連する情報の収集や発信などを行う全国味噌工業協同組合連合会(全味工連)が1982年(昭和57年)9月に制定。
日付は「三十日」を「みそか」と読むことに由来する。
なお、「三十日」は「晦日」とも書き、「みそか」や「つごもり」と読む。晦日は毎月の最終日のことであり、これに関連して12月31日は一年で最後の晦日であり、「大晦日(おおみそか・おおつごもり)」と言う。
記念日を制定した当時、食生活の洋風化と外食傾向が見られ、これに伴う味噌の消費減少に歯止めをかけることを目的に記念日が制定された。
記念日に関する書籍やインターネットにて「みその日」の情報を確認することができる。また、全味工連のWebサイトでは沿革のページにおいて、同1982年(昭和57年)3月8日の出来事として、「『30日はみその日』のキャッチフレーズ決定」との記載内容を確認できる。
その他に、非公式ではあるが「『みその日』の記念日を、みそ健康づくり委員会が実施」や、「30日のない2月は月末が『みその日』」という情報が見られる。当サイトではこの情報に基づき、2月はその最終日である2月28日または2月29日を「みその日」としている。
全味工連は、1960年(昭和35年)12月19日に設立された団体であり、60年以上にわたり伝統的食文化の継承と発展・向上を担ってきた。
また、優れた健康食品である味噌を人々の健康増進に役立ててもらえるように、全味工連により設立された組織が「みそ健康づくり委員会」である。
同委員会は、東京都中央区築地に事務局を置き、味噌の効用に関する科学的データ等の収集や、料理メニューの開発のほか、味噌の歴史や製造工程、全国各地の味噌の情報などを発信している。
同委員会のWebサイトには、みそ料理のレシピが数多く掲載されているほか、全国各地の味噌蔵を検索できる「全国みそ屋マップ」や、味噌に関する情報を集めた「みそ資料館」などがある。
リンク:全国味噌工業協同組合連合会、みそ健康づくり委員会、Wikipedia