東京都新宿区新宿に本社を置き、ゲームソフトの開発・販売などを手がける株式会社スクウェア・エニックスが制定。
ファイナルファンタジー(FINAL FANTASY:FF)シリーズ第7作目の『ファイナルファンタジーVII』は、1997年(平成9年)に当時の株式会社スクウェアから発売され、国内外で大ヒットしたロールプレイングゲーム(RPG)である。略称は「FFVII」や「FF7」。
2022年(令和4年)で発売から25年を迎えたのを記念するとともに、REMAKEシリーズとして新たに最新技術で展開しているFFVIIをより多くの人に楽しんでもらいたいとの願いも込められている。
日付はファイナルファンタジーVIIの発売日である1997年1月31日から。記念日は2022年に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
ファイナルファンタジーVIIのオリジナル版は、シリーズ初となるPlayStation(PS)用ソフトとして発売された。希望小売価格は6800円+税。メディアはCD-ROMが3枚であった。
日本では発売3日間で200万本以上を売り上げ、その後に国内累計販売本数が400万本を達成し、シリーズ最高売上を記録した。また、PS版の売上本数が世界累計1000万本を突破した。
同作品はスーパーファミコンまでのコミカルな2Dドット絵から一転、初代PSの機能(3Dポリゴン+静止画・動画再生)を活かし、ゲーム機のプロセッサでフレーム毎にレンダリングされる操作可能なポリゴンモデルと、高性能なCGワークステーションで時間を掛けてレンダリングされる高画質な1枚絵の3D映像の融合を行ったことで没入感を大きく増し、後のゲーム制作手法にも大きな影響を与えた。
タイトルロゴのイラストでは、ゲーム終盤に登場したメテオと星の衝突シーンが描かれている。発売から25年が経った現在に至っても同作品の人気は高く、根強いファンに支持されている。CG映画や外伝的作品など多くのスピンオフ作品が発表されている。
アメリカ版における追加部分を逆移植した「インターナショナル版」や廉価版シリーズの「アルティメットヒッツ版」、パソコンで楽しめる「インターナショナル for PC」の他、「PlayStation 4版」「iOS版」「Android版」「Nintendo Switch版」「Xbox One版」などがあり、移植やリメイクが幅広く行われている。
主人公は「チョコボ頭」などと劇中でいじられるハネた金髪が特徴のクラウド・ストライフ(Cloud Strife)。ヒロインはティファ・ロックハート(Tifa Lockhart)とエアリス・ゲインズブール(Aerith Gainsborough)の2人というのが公式見解である。クラウドは星を救うべく集まった仲間とともに、故郷を奪った仇でもあるセフィロスを追う。
関連する記念日として、同社は『ドラゴンクエスト』がファミリーコンピュータ(ファミコン)用ソフトとして初めて発売された日に由来して、5月27日を「ドラゴンクエストの日」に制定している。
リンク:スクウェア・エニックス、Wikipedia