乳酸菌飲料カルピスで培った長年の菌研究から様々な健康に役立つ製品を開発・提供する「カルピス健康通販」を運営するアサヒグループ食品株式会社が制定。
日付は骨の形の左右の輪郭が3に似ているとの思いから3月3日としたもの。
また、この日は「ひなまつり」で女の子の健やかな成長を祈る日なので、骨の健康を維持することでいくつになっても元気でいてほしいとの願いも込められている。
同社が扱う「骨こつケア」は加齢とともに低下する大腿骨の骨密度を高める働きが報告された機能性表示食品。
記念日を通して、骨の健康についてより多くの人に関心を持ってもらうことが目的。記念日は2023年(令和5年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
同社は2015年(平成27年)7月10日に設立した会社で、アサヒグループホールディングス株式会社の傘下で、中間持株会社アサヒグループジャパン株式会社の100%子会社。本社を東京都墨田区吾妻橋のアサヒグループ本社ビル内に置く。
骨密度と密接に関係する骨量(骨を形成する成分の量)は、男女とも成人以降、加齢とともに減少する。特に女性は女性ホルモンの分泌が低下する影響で、50歳頃を境に骨量が急激に減少する。
開発者が着目したのは「骨代謝」である。人の骨は、骨を作る「骨芽細胞」と骨を壊す「破骨細胞」により、新しく作り変えられる。しかし、加齢やホルモンの乱れからこのバランスが崩れると「破骨細胞」の働きが上回り、骨密度が低下する。
「骨こつケア」の生きた枯草菌(バチルス・サブチルス)C-3102株は、骨代謝における「破骨細胞」の働きを抑制することにより、加齢とともに低下する骨密度を高めるのに役立つと考えられている。
さらに「骨こつケア」に含まれる枯草菌は、腸内にもともといる善玉菌(ビフィズス菌・酪酸産生菌)を増やすことで、腸内環境(腸内フローラ)を整えることが報告されている。
「骨こつケア」は毎日続けやすい粒タイプのサプリメント。1日の摂取目安量は3粒となっており、30日分が入っている。健康的な生活に大切な骨のために、続けやすさにこだわった商品である。
関連する記念日として、同社は「こ(5)つ(2)み(3)つど」(骨密度)と読む語呂合わせから5月23日を「骨密度ケアの日」に制定している。また、5月2日は「カルシウムの日」、10月8日は「骨と関節の日」になっている。