東京都葛飾区立石に本社を置き、玩具や雑貨、カードゲーム、乳幼児関連商品などの企画・製造・販売を行う株式会社タカラトミーが制定。
日付は「ベイブレード」で遊ぶ際の掛け声「3・2・1Goシュート!」から3月21日を記念日とした。
同社が発売するベイブレードは攻撃力や持続力、防御力などがパーツを組み替えることで改造できるバトル専用のコマ。自分だけのオリジナルなベイブレードを作り戦うことも可能。
1999年(平成11年)7月からスタートしたベイブレードの象徴的な日を作ることでブランド全体を盛り上げ社会的なPRを目指す。記念日は2023年(令和5年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
株式会社タカラトミーは1924年(大正13年)に創業し、1953年(昭和28年)1月17日に設立した会社。資本金は34億5953万円、2023年3月31日時点で従業員数は連結2476人、単体562人となっている。
ベイブレード(Beyblade)は旧タカラが発売した現代版のベーゴマである。初代の『爆転シュート ベイブレード』は2001年(平成13年)から2002年(平成14年)に全国の小学生の間で大流行した。
2008年(平成20年)からは第2世代の「メタルファイト ベイブレード」、2015年(平成27年)からは第3世代の「ベイブレードバースト」が、それぞれ展開された。2023年(令和5年)からは第4世代となる「BEYBLADE X」(ベイブレード エックス)が発売されている。
旧タカラの「ビーダマン」開発時にハドソンのゲームクリエイター藤原茂樹(ふじわら しげき)の発案から端を発した玩具。「日本の伝統玩具を商業玩具化する手法」はタカラの得意とするところで、ベイブレードは「ビーダマン」「オハジキマン」「メダルマン」「すげゴマ」「デジケン」の系譜の延長線上に存在している。
ベイブレードは一つのパーツだけからなるベーゴマとは違い、複数のパーツで構成され、各パーツの組み換えによって自分だけのコマをカスタマイズできるのが特徴。
勝負はすり鉢状のスタジアムで行い、専用のシューターを使ってベイブレードを発射させ相手を外に弾き出すか、相手より長く回転し続けることで勝利となる。ベイブレードは玩具商品だけでなく、漫画の連載やアニメ化もされており、人気の起点となった。
タカラトミーに関連する記念日として、以下のようなものがある。