ウイスキーについての研究、情報収集・発信などを行うウイスキー文化研究所内に事務局を置く、ジャパニーズウイスキーの日実行委員会が制定。
日付は1929年(昭和4年)4月1日に日本初の本格国産ウイスキー「サントリーウヰスキー」(通称「白札」)が発売されたことから。
「ジャパニーズウイスキー(Japanese whisky)」の歴史や製造方法、他の国のウイスキーとの違い、味わいの特徴などを幅広く知ってもらうとともに、世界中で高い評価を受けているジャパニーズウイスキーをより多くの人に飲んでもらうことが目的。
また、ジャパニーズウイスキーの礎を築いた先人の偉業を讃え、生産者を応援する思いも込められている。
記念日は2021年(令和3年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。同年4月1日には記念日の制定記念としてスペシャルトークショーなどのオンライン限定イベントが開催される。また、このイベントに合わせてプレゼントキャンペーンも実施される。
「白札」の愛称で親しまれた「サントリーウヰスキー」は、サントリー(壽屋:ことぶきや)の創業者・鳥井信治郎(とりい しんじろう、1879~1962年)により「国産ウイスキー第1号」として発売され、多くのウイスキーファンに愛され続けてきた、日本のウイスキーの原点と言える。
その後、1964年(昭和39年)に商品名は「サントリーホワイト」(正確には「サントリーウイスキーホワイト」)へと変わったが、時代が移り変わってゆく中にあっても、「サントリー角瓶」や「サントリーオールド」と同じく現在に至るまでサントリーの定番商品として存続し続けている。
「サントリーホワイト」は2019年(平成31年/令和元年)に発売開始から90周年を迎えた。なお、一番上の画像の「サントリーウヰスキー(白札)のデザイン復刻版」は2014年(平成26年)に数量限定で発売された商品である。